フォー・ルーザーズ 価格: 1,800円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 Archie Shepp のインパルス主要作は殆どCD化されたなかで、もうこれ以上は無理かな、と思っていたところの予想を裏切っての初再発! リードボーカルとバックコーラスが思いっきり前面に出るR&Bで始まるも [2] からしだいに例のザラザラ・ゾリゾリの Shepp テナーが本領を発揮し始め、[3]でボーカルを引き込んでディープ・サウスの霧を立ち込めさせたまま [4] で漆黒のバラードに突入。
アルバム的には「The Way Ahead」「Kwanza」と同じく68?69年にかけての演奏。この後一連のBYGセッションを経て「Things Have Got to Change」 |
5 〜 スペクトラム・ブラスバンド・クラブ 価格: 2,345円 レビュー評価:4.0 レビュー数:6 こんなアルバムが存在すること自体奇跡である。商業ベースをまったく無視し、自分達の音楽のバックボーンをただひたすらに自己満足の世界で表現した、ブラスバンド(吹奏楽)少年少女達だけに対するアルバムである。しかし、さすがに腕達者なバンドである。ツボを押えた構成、確かな技術、溢れんばかりの遊び心(若き日の山田邦子がゲスト出演している)が完璧なまでに融合された傑作である。こんなアルバムの制作を許可し、発売までしてしまったビクターに拍手。 |
make the style“drivin’slow”Compiled by Shinichi Osawa 価格: 3,465円 レビュー評価:3.5 レビュー数:3 これはちょっと特殊なコンピというか、思い切りトヨタが絡んだ広告を兼ねたコンピなんですね。
タイトルの「make the style」は、もろにトヨタのキャッチですものね。
さて“drivin’slow”つまり安全運転のためのコンピの案内人は、モンド・グロッソこと大沢伸一氏が努め、非常に多岐に渡るジャンルの曲をコンパイルしたものになっています。そして、テンションが上がり、ついスピードを上げてしまうような曲は皆無で、しっかりと安全運転のできる落ち着いた趣の曲が選ばれています。個人的に驚いたのは、結構ネオアコ、ニューウェイヴ系の音を多く採り上げているということ |
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ビヨンド・ザ・スペクトラム 価格: 2,500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 90年代前半に活躍し、活動停止後も米アンダーグラウンドで根強い人気を誇っていた
「ディゲブル・プラネッツ」(バタフライ、レディバグ、ドゥードルバグの3人組)。
本作は再結成を記念して発表されたベスト盤である。(因みにブルー・ノートからのリリース)
主にジャズやソウルをサンプリングしたトラックに女性ラッパーの心地よいフローが特徴。
全体的に沈み込むような重いベースラインを多用しており、実にドープな世界観を構築している。
アート・ブレイキー&JMをサンプリングした代表曲「クール・ライク・ダット」はもちろん、
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ハーモニカ倶楽部 価格: 2,500円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 デンマーク出身のハーモニカ奏者、リー・オスカーは、元々エリック・バートンのバック・バンドとして「WAR」に在籍、その傍ら、ソロとしてもプレ−、1976年にリリ−スした「約束の旅」が日本では資生堂のCMソングとして流れ、ヒットを記録しました。こちらは1997年にリリースされたオリジナル・アルバムです。前作「ハーモニカ日和」がカヴァー・アルバムであったことを考えると、オリジナル作品としては実に1981年の武田鉄也主演映画との連動アルバム「マイ・ロード」以来となりますから驚きです。そんなこのアルバムは、ジャズ、レゲエなどのゆったりしたリズムを用い、彼の人柄が伝わってくるような、くつろいだ雰囲気の和 |
ジャズ・クラブ~スリラー・ジャズ 価格: 1,000円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 演奏者が書かれていないため、チープなカバー集のように思われがちですが、アメリカUniversal編纂により刑事ドラマやスパイ映画のテーマ曲集。US盤は既に廃盤になったみたいです。
ジャズ奏者によるカバーが大半ですが、クインシー・ジョーンズの「アイアンサイドのテーマ」、サミー・デイビスJrが歌う「刑事バレッタのテーマ」、全米No1ヒットのリズム・ヘイテイジ「反逆のテーマ(SWAT)」などオリジナルヒットを収録。ほかにラロ・シフリンのセルフカバー演奏の「ダーティ・ハリー」などが良好な音質で納められています。1000円なら絶対買い!な充実した内容です。
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